サプリメント入門



セントジョーンズワートの効果と根拠について

セントジョーンズワートの臨床試験について

セントジョーンズワートは、これまでに行われた多数の臨床試験において、軽症から中等度のうつ病に対して効果のあることが示されてきています。

具体的には、23の臨床試験に参加した1757人の患者において、抗うつ効果が報告されています。

ちなみに、これらの臨床試験における平均的な投与期間は4〜8週間ということです。

また、8つの臨床試験では、セントジョーンズワートの効果が、医薬品(抗うつ薬)と比べられており、セントジョーンズワートが医薬品と同等の効果をもつことが示されています。

ただし、重症のうつ病患者を対象にした臨床試験では、セントジョーンズワートの効果は認められていないほか、同じ臨床試験において、比較のために用いられた医薬品の方も効果は認められていません。

ということから、セントジョーンズワートは、軽症から中等度のうつ病に効果があるサプリメントといえます。

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セントジョーンズワートの摂り方は?

セントジョーンズワートというのは、即効性はありませんので、少なくとも2〜3週間程度は継続して服用する必要があります。

なお、標準化された製品は、ヒペリシンを0.3%程度、あるいはヒペルフォリンを3〜5%程度含むように調整されています。

ちなみに、1日あたり500〜900r摂取するとされていますが、1800rまで増量が可能です。

セントジョーンズワートと日光過敏症について

セントジョーンズワートによって、日光に敏感になり日光が当たった部分に発疹や発赤などの皮膚症状が出る日光過敏症を生じることがありますので、強い紫外線などは浴びないように注意します。


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