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セントジョーンズワートと日光過敏症について

セントジョーンズワートによる日光過敏症とは?

動物実験においては、日光過敏症は、セントジョーンズワートの投与量の増加に比例して生じます。

なお、日光過敏症というのは、特殊な病態ではなくて、一般的な医薬品などで生じる場合や、原因不明のケースが多く認められます。

また、日光過敏症ではなくて、アレルギーのために発疹や皮膚のかゆみなどの症状が現れることもあります。

上記のような場合には、サプリメントの摂取量を減らして様子を見るか、あるいは中止するようにしてください。

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セントジョーンズワートはどのような点に注意が必要ですか?

セントジョーンズワートを使用する際の注意点は、いくつかの医薬品との相互作用をもつことです。

これは、セントジョーンズワートの成分により、肝臓の薬物代謝酵素であるチトクロームP450、その中でも特に種類の異なるCYP3A4とCYP1A2という分子種が誘導され、同じ酵素によって代謝される他の医薬品の血中濃度に影響するために生じます。

また、セントジョーンズワートは、薬剤の排泄を調節するP糖タンパクにも影響を及ぼします。

その結果、経口避妊薬(ピル)や抗HIV薬(インジナビル)、ある種の免疫抑制剤(シクロスポリン)や抗不整脈薬、気管支拡張薬(テオフィリン)、血液凝固防止剤(ワーファリン)などと併用しますと、それらの効果を減少させることがあります。

さらに、一部の抗ガン剤との相互作用も知られていますので、何らかの医薬品を服用している場合には、セントジョーンズワートを併用する前に必ず主治医に相談するようにしたいところです。


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