ウコンの研究結果等について
基礎研究においては、クルクミンとテトラヒドロクルクミンが、その抗酸化力によってLDL(悪玉)コレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化を予防することが示されています。
具体的には、健常者由来のLDLコレステロールを用いて、クルクミン、テトラヒドロクルクミンなどの抗酸化剤の効果を検証した実験では、いずれも濃度依存性にLDLコレステロールの酸化修飾が阻害されています。
また、ヒトに投与した研究においても、コレステロール低下作用と過酸化脂質の減少効果が認められています。
クルクミンの抗炎症作用について
クルクミンの抗炎症作用は、TNFα(腫瘍懐死因子α)やIL(インターロイキン)-1βなどのサイトカインの活性を抑えることによります。 |