カルシウムの摂り方は?
カルシウムは、ベーシックなサプリメントとして継続して摂取します。
特に成長期の小児、高齢者、妊婦・授乳婦などは、カルシウム不足に陥りやすいですから、積極的に利用したいところです。
カルシウムの注意点は?
カルシウムは、通常の食材に由来する成分なので、特に問題となる健康被害や副作用は知られていません。ただし、大量に摂取すると、胃腸障害を生じることがあります。
また、1日当たりの許容上限摂取量(2500r)を超えて長期間摂取すると、腎臓結石の発症のリスクが高まります。
この過剰摂取に伴う腎臓結石のリスクに対しては、マグネシウムの併用で対応します。これは、マグネシウムは、カルシウムの異所性沈着※を抑制する作用をもっているからです。
ちなみに、カルシウムとマグネシウムの両方を含むサプリメントが製品化されています。
なお、一部の医薬品との相互作用を示唆するデータがありますので、何らかの医薬品を併用する場合には、主治医に相談の上で利用するようにしてください。
※腎臓など軟部組織への沈着です。 |