サプリメント入門



亜 鉛の機能と味覚障害について

亜 鉛にはどのような機能がありますか?

亜 鉛は、体内で作用する200種類以上の酵素の働きに必要であり、様々な代謝に必須のミネラルといえます。

特に代謝の激しい組織ほど、亜 鉛不足の影響が出やすいので、免疫機能や神経系を正常に保つためにも必要とされています。

亜 鉛の性腺機能

亜 鉛は、精 液中に高濃度に含まれるほか、亜 鉛不足により男女の第二次性徴の遅れが生じることから、性腺機能の維持にも重要と考えられています。

亜 鉛と味覚障害

亜 鉛不足による症状の1つに味覚障害がありますが、この味を感じるというのは、舌に存在する味蕾(みらい)という細胞の働きによります。

亜 鉛は、この味蕾の細胞分裂を促し、味覚を正常に保つ作用をもっています。

関連トピック
亜 鉛不足による味覚障害

最近は、高齢者のみならず、20〜30歳代の若年者にも、亜 鉛不足による味覚障害が増加しているようです。

兵庫医科大学耳鼻咽喉科の味覚外来を受診した味覚障害患者を調べたところ、障害の原因は様々でしたが、すべての原因で50〜70%亜 鉛不足が認められたそうです。

亜 鉛は風邪を治す

亜 鉛が風邪を早く治すのに効果的であるという臨床試験が知られています。

例えば、99人の患者を対象にした研究では、13.3rの亜 鉛投与によって、風邪の期間が短縮しており、さらに、212人を対象にした研究においても効果が認められました。

亜 鉛は、風邪の原因ウイルスの1つである「ライノウイルス」が呼吸器系の組織に侵入するのを防ぐことで、効果を示すといいます。

なお、その他、胎児の成長、下痢や関節炎、頭部外傷に関して、亜 鉛サプリメントによる効果が報告されています。


日本人の栄養所要量の充足率
亜 鉛の特徴と効能
亜 鉛の機能と味覚障害
亜 鉛の摂取方法と注意点
カルシウムの効能
ミネラルの注意点は?
亜 鉛の成分と効用
亜 鉛の臨床試験とその効果
カルシウムの特徴と成分
カルシウムの機能と吸収

セレン

青汁 アロエ
介護付き有料老人ホーム
 

Copyright (C) 2011 サプリメント入門 All Rights Reserved