カルシウムには、次のような特徴があります。 ■日本人はカルシウムの所要量を満たしていない。 ■神経細胞などの様々な組織の活動にも重要である。 ■歯や骨に多く存在する主要なミネラルである。
カルシウムは、体の1.5〜2%ほどを占めており、そのうち99%が、炭酸塩やリン酸塩として骨や歯に存在しています。 また、残りのカルシウムは、筋肉や神経、血液中に存在します。
厚生労働省の国民栄養調査では、カルシウムの摂取量が少ないことが示されていて、具体的には、1日当たり所要量600rに対して、550r前後で推移しています。 このため、食事に加えて、サプリメントを上手く利用することが望ましいとされています。
カルシウムに期待されるのは、次のようなものです。 ■月経前症候群(PMS)に伴う症状の緩和 ■骨粗しょう症と骨折の予防 ■閉経後の骨粗しょう症の治療 ■腎臓病患者におけるリンや甲状腺ホルモン代謝の調節
□鉄