サプリメント入門



ドコサヘキサエン酸(DHA)について

ドコサヘキサエン酸とはどのようなものですか?

ドコサヘキサエン酸というのは、「DHA」と略記されますが、魚油に含まれている成分で、健康にいいオメガ3系の多価不飽和脂肪酸の1つです。

ドコサヘキサエン酸(DHA)の効用は?

ドコサヘキサエン酸は、次のような幅広い効用があるとみられています。

■脂肪や悪玉コレステロールを下げて高脂血症、血圧を下げて高血圧を防ぐ
■アトピーや花粉症などのアレルギー疾患を防ぐ
■視力の向上、躁うつ病やうつ病、痴ほうを改善する
■抗ガン作用...など

ドコサヘキサエン酸(DHA)の摂取量は?

ドコサヘキサエン酸は、1日1食、100gの魚を食べると十分量のDHAをとれるとされています。

なお、サプリメントの場合は、1日の摂取量の目安は500mgで、具体的な症状があったり、健康不安が強いときは、1〜1.5gとるとよいとされています。

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トコトリエノールとはどのようなものですか?

トコトリエノールというのは、ビタミンEの成分の1つです。この成分は、強い抗酸化作用を持ち、油に溶けやすく、体内の油(細胞膜など)の中に溶け込んでその酸化を防ぎます。

この作用により動脈硬化を抑え、心臓病や脳卒中を予防すると考えられているのですが、体質※によっては効果が出にくいこともあるようです。

※ハプトグロビンというたんぱく質のタイプです。

トコトリエノールが含まれているものは?

トコトリエノールは、食品ではアーモンドやクルミなどのナッツ類やはい芽油、卵黄、レタスなどの葉物野菜に多く含まれています。

なお、天然のビタミンEには、トコフェロールとトコトリエノールの2種類があります。

トコトリエノールの効用は?

トコトリエノールが不足すると、貧血を起こしたり、運動機能や神経機能に障害が出ることもあります。

また、ビタミンCには酸化されて効力を失ったビタミンEをもとの形に戻すリサイクル作用がありますので、一緒にとったほうがよいとされています。

トコトリエノールの摂取量は?

1日当たりの摂取目安量にビタミンEが3〜150r含まれている食品には「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められています。

日本人成人の1日当たり栄養所要量は、男性が10mg α-TE、女性が8mg α-TEで、妊婦は2mg α-TE、授乳婦は3mg α-TEを追加します。

なお、成人の許容上限摂取量は600mg α-TEとされています。

※α-TEはαトコフェロール当量の略です。


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