サプリメント入門



杜仲茶について

杜仲茶とはどのようなお茶ですか?

杜仲茶というのは、中国四川省原産の落葉樹である杜仲の葉のお茶のことで、お湯で煮出した飲料や茶葉が商品化されています。

また、杜仲の樹皮は古来より煎じて漢方薬としても服用されていますが、日本では、医薬品としてのみ使用されています。

なお、葉も樹皮と同様に、杜仲独特の成分を含んでいます。

杜仲茶の効用は?

杜仲葉配膳体は、副交感神経を活性化して血圧を下げる作用を発揮します。

また、その代表成分であるゲニポシド酸を1本50mlにつき30r含む杜仲茶飲料には、小林製薬が商品化している「血圧が高めの方に適する」という表示を厚生労働省が許可したトクホ(特定保健用食品)があります。

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ナイアシンとはどのような成分ですか?

ナイアシンというのは、かつては「ビタミンB3」と呼ばれた、炭水化物や脂肪を分解してエネルギーを取り出すのに不可欠の成分です。

ナイアシンが含まれているものは?

ナイアシンは、食品ではカツオやマグロ、タラコなどの魚介類や肉類、酵母、キノコなどに多く含まれています。

なお、天然には、ニコチン酸と、ニコチン酸のカルボキシル基がアミド化されたニコチン酸アミドが混ざった形で存在していて、この両方を併せてナイアシンと呼びます。

ナイアシンの効用は?

ナイアシンは、体内では、ニコチン酸アミドアデニンジヌクレオチド(NAD)やNADリン酸(NADP)などに変換され、酸化還元に関係する様々な酵素(体内で働く酵素の約2割)の補酵素として働きます。

また、このナイアシンが不足すると体力が落ち、口内炎や皮膚の炎症、下痢などを起こしやすくなります。

さらに、ナイアシンからできるNADは、アルコールの代謝酵素(アルコールデヒドゲナーゼ)の補酵素なので、お酒を大量に飲むとどんどん消費され、欠乏することもあります。

ナイアシンの摂取量は?

1日当たりの摂取目安量にナイアシンが5〜15mg含まれている食品には、「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められています。

日本人成人の1日当たり栄養所要量は、男性が16rNE(29歳までは17rNE)、女性が13rNEで、妊婦は2rNE、授乳婦は4rNEを追加するとされています。

なお、成人の許容上限摂取量は30rNEとされています。

※NEはナイアシン当量の略です。


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